イエローストーン国立公園
ワイオミング州・アイダホ州・モンタナ州

 

 

latest approach in Jun. 99

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イエローストーン国立公園

といえば・・・by H

 イエローストーンといえば文句なく野生動物がたくさんいることだろう。 他の国立公園でも野生動物を見ることができるが、どこもイエローストーンの比にはならない。 いろいろな種類の野生動物が見られるのもうれしいが、それ以上にうれしいことは野生動物がかなり間近で見られると言うことだ。

 行ってかなりの確率で見られるのはバッファロー、アメリカバイソンである。 イエローストーンで2〜3日過ごせば一度は見かける。 遠くで群をなして草をはんでいる時もあれば、大胆にも公園内の道路を悠々と横断して行くときもある。 車で走っていて、渋滞するはずもないところで車の列ができているときはほぼ100%、バッファローが道をふさいでいる。 道を横断するバッファローを車から見れればサファリパーク顔負けの迫力である。

 イエローストーンの野生動物はバッファローだけでない。 リスはもちろんのこと、ムース、エルクをはじめとしたシカ類も豊富。 プレーリードックは愛嬌たっぷりだ。 また、好まれざるものとして熊も出る。 熊を見かけた場合は必ずレンジャーに報告しよう。 

 野生動物を見つけて喜ぶのはいいが、決まりをしっかり守ろう。 餌を与えることや近づきすぎることは言うまでもない。 それ以外に、道を走っていて野生動物を見つけた場合、車を適切な場所に駐車してから見に行くなり、写真を撮るようにしよう。 公園内は道が狭いところやカーブで先の見通しも悪いところもある。 千差一遇のチャンスとあってか、アメリカ人でもみんなやたら勝手に車を止める傾向にある。 事故を引き起こす場合もあるし、熊の場合はパークレンジャーが必ず出動することになっている。 レンジャーの邪魔になる場合もあるだろう。 それに、こんな山の中で車を盗まれては洒落になりませんぞ。

 

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マンモスホットスプリングス付近

といえば・・・by H

 マンモスホットスプリングス付近で注目すべきものはテラスマウンテン。 間欠泉やプールと同じく地下から吹き上げたもので構成されている。 だが、こちらは地下から石灰分が吹き上げていて、石灰分の白い成分が丘の上に堆積。 丘を白く染め上げている。 青い空に白い丘のコントラストは大変に美しい。

 99年に行った時(下の写真)は、94年に訪れた時(上の写真)よりも茶色の部分が目立ち、白い部分が少なかったような気がする。 写真を撮っている場所が違うので単純に比較できないが、自分の頭の中に残っている感覚では確実に減ったと実感した。 現にアッパーテラスは写真の通り茶色くなっている部分が結構多かった。 このまま石灰分の噴出は止まってしまうのか? だとすると、たった5年でこう変わってしまったのだから。見たい人は早めに見に行った方が良いと思う。

 マンモスホットスプリングスのビレッジ付近はシカの出現率が高い。 この周辺に泊まるなら、朝の散歩がてらシカが草をはんでいる様子を見に行こう。 もちろん、昼間でも居るときは居るが・・・

 

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レイクエリア付近といえば

・・・by H

 レイクエリアは文字通りイエローストーン湖を中心にいくつかのビレッジが集中しているところ。 レイクエリアのビレッジのほとんどが湖に関しての活動に重点を置いて作られている。 釣りやボート遊びをメインに考えているならこのエリアだろう。

 見所はウエストサム。 大小いくつかのプールがあるが、イエローストーン湖畔からお湯やガスが吹き出ている様子はすごい。 湖から吹き出すお湯を見ていると自然の神秘を思い知らされるだろう。

 

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宿泊・食事・その他

 イエローストーンは訪れる観光客も多いが、それに比例して宿泊施設の数も多い。 ロッジは8カ所。 予約はインターネット経由で予約を取っているのでハイシーズンは「地上げ」されている。 地上げの対抗策は「冒険野郎ツアーとは」のページを参照して下さい。 園内のキャンプ場も多い。 だいたい各ビレッジに一つずつあり、それ以外にも点在している。 ビレッジ内のキャンプ場は設備も整っていて人気が高い。 ハイシーズンはキャンプ場もいっぱいになるので、お気に入りがあるなら予約が必要。 予約はロッジと同じくインターネット経由でできる。 園外はウエストイエローストーンやガーディナーなどに宿がある。 

 食事は自炊しないなら各ビレッジ内のレストランを利用することになる。 グラントビレッジ内のレストランを利用したが、湖の眺めも良くかなりいい雰囲気で食事をできた。 それでもイエローストーンでは自炊することをすすめる。 特に昼間は園内を動き回っているだろうから、レストランのある場所にいられるとは限らない。 食パンとジャムやチーズだけでも車に積んでおけば、きれいな景色の中で食事をとることができる。 園内にはたくさんのピクニックテーブルが設置されている。 園内で買える食材の種類も豊富で、各ビレッジで手に入る。

 イエローストーンは間欠泉やテラスマウンテンをとってみても世界で唯一無二の場所であることは間違いない。 だが、山あり、川あり、森あり、動物ありで景色の量感や火山性ということを考えると日本と似通っているところがある。 だから日本人に受け入れられやすいところだと思う。 イエローストーンに行っていろいろな観光名所を見て回るのもいいことだが、奥行きのある緑の中で一日、心を落ち着けて自らを充電するには最高な場所だろう。 ノリスからマンモスホットスプリングスにかけて延びている道沿いはとってもいい雰囲気である。 サマーベッドと数冊の本を持って一日そこで過ごせたら最高だろうなぁと今でも思う。

 イエローストーンも観光客の増えすぎで頭を悩ませているらしい。 増えすぎというよりも集中が問題だと思う。 冬に行けないところだから夏に集中してしまう事が避けられない。 公園施設を夏のピークにあわせて作るわけにもいかないだろうから、ピーク時には入園できない人も出てくると思う。 対応策として夏には行かないことしかないだろう。 自然や公園のためには観光客が減ることが一番なのだろうが、イエローストーンは何度行っても良いと思う。 一生に一度は訪れてみて欲しい。

 アメリカ山岳部、ロッキー山脈のまっただ中にある国立公園。 一応公園はワイオミング州、アイダホ州、モンタナ州の3州にまたがっているが、公園面積の大部分はワイオミング州に属している。 アメリカで最初に制定された国立公園で、世界遺産でもある。 世界遺産に認定されたのもかなり前になる。

 最も近くて中心になりそうな都市はモンタナ州ビリングス。 171マイルで3時間強のドライブになる。 ビリングスへはノースウエスト航空でシアトル乗り継ぎが便利。 その方法が最速であると思われるが、日本を発ってその日のうちにイエローストーン入りするのは難しい。 また、ユタ州ソルトレイクシティからは400マイル。 8時間くらいのドライブ。 ソルトレイクシティへは米系航空会社なら一度の乗り継ぎで行ける。

 公園は非常に広く、車がないとまず回りきれない。 また、車があっても1日では到底見きれない。 お隣のグランティトン国立公園とあわせて5〜6日の日程を計画することをおすすめする。 間欠泉が定期的に吹き出すと言われているが、やはり自然のものなのでどうしても待たなくてはならない。 キツキツの日程では、間欠泉をゆっくり見ることができなくなってしまう。

 公園は雪の降る冬はマンモスホットスプリングスなど一部を除いて閉鎖される。 イエローストーンを訪れるなら6月の新緑の季節がおすすめである。 

 

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オールドフェイスフル付近

といえば・・・by H

 オールドフェイスフルを中心とした付近一帯は、イエローストーン国立公園の中心でもある。 そしてその中で更に中心的な存在なのがオールドフェイスフルガイザーである。 約1時間に1度、規則正しくお湯を吹き上げるオールドフェイスフルガイザー。 イエローストーンに行ったら必ず見たいものの一つである。 ガイザー(間欠泉)の周りにベンチが設けられていて気楽に噴出を待つことができる。 運が良ければ上の写真のようなプレーリードックがご挨拶に来てくれる。

 オールドフェイスフル付近には他にも大小さまざまなガイザーがある。 比較的噴出周期の短いものとしてリバーサイドガイザーがある。 川べりから斜め上方向に吹き上げるガイザーも面白い。 この付近は「待つ」ことが多いのでイスになるものを持ち歩いていると便利。 

 間欠泉の他にプールと呼ばれる水たまりも数多く存在している。 お湯を吹き上げずに、泡が立つ程度で静かにたたずんでいるものが多い。 代表的なものは朝顔プール。 朝顔の花のような形をしたプールはとてもきれい。 水は限りなく澄んでいて、色が青く見えるのは空の青さが映っているからだという。 それが本当であるならガイザーカントリーには晴れた日に行きたい。 他にもエメラルドプールやサファイアプールなど、きれいなプールを見ることができる。

 ガイザーカントリーにはこうした間欠泉やプールに沿って遊歩道が設けられている。 車はオールドフェイスフルの駐車場において、ぜひ遊歩道に沿って歩いて欲しい。 ガイザーカントリー周辺は一日いても飽きないだろう。

 

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キャニオン付近といえば

・・・by H

 キャニオン、そしてその北側に当たるタワールーズベルト付近はイエローストーン川にそって見所が点在している。 必ず行って欲しいところはアーチストポイント。 この国立公園を「イエローストーン」と呼ぶ由来が分かるだろう。 色鮮やかな谷というのはとても珍しい。 アーチストポイントというネーミングもうなづける。

 そのアーチストポイントとほど近いところからアッパー滝を臨むことができる。 アッパー滝は谷の反対側、キャニオンビレッジの方からだと間近に見ることができる。 ビレッジからほど近いところにあるが、歩くと時間がかかるので車と徒歩を上手く組み合わせるのがいい。

 キャニオンビレッジから南に下ったところにマッドボルケーノがある 地下から噴出したお湯やガスで泡立っているのだが、他のプールとは違って水が何とも言えない色に濁っている。 その様子は地獄絵図のよう。 辺りを漂う硫黄臭と共に、雰囲気はある。 

 タワールーズベルト付近の目玉はタワー滝。 滝の落差等は大したことないが、水しぶきがすごく迫力はある。 夏でもひんやりしていて気持ちがいい。 カメラなどが濡れないように注意しよう。

 

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冒険野郎Hののおすすめ

 ベアトゥースハイウェイ

 ホームページ上にもチラホラ登場している冒険野郎Hの父のおすすめを紹介します。 ベアトゥースハイウェイはUS-212で、イエローストーンの北東入口からビリングス方面へ伸びている。 イエローストーンの中心部からベアトゥースハイウェイを通りビリングスまでは約150マイル。 距離的にはIー90を使うよりも短いが、時間は1時間以上余計にかかる。 しかし、1時間以上余計にかかっても遠回りして欲しい。 それだけの価値はあるすばらしいところである。

 道は典型的な山道。 全線、舗装はされている。 日本の峠道と違って道幅は狭くないが、左右のロールとアップダウンはかなり激しい。 ベアトゥース峠までは登りばかり、峠を越えてからは下りばかりのコースである。

 ベアトゥース峠は標高3500mを越える。 ロッキーマウンテン国立公園にある舗装道路世界最高地点に数字で負けているが、景色では完全にこちらの方が上。 周辺で一番高いところなので、視界はぐるっと360度。 森林限界を超えているので遮るものがなく、はるか遠くの山々も臨むことができる。 また、世俗的なものは何も視界に入らない。 「この世界はすべて俺のもの」という気分になれる。

 イエローストーン北東のゲートシティ、シルバーゲートを過ぎてから、モンタナ州レッドロッジに至るまで、世俗的なものは途中の「TOP OF THE WORLD」というナイスなネーミングのお土産屋兼売店があるだけ。 だから一番心配なのはガソリン。 ルーズベルトロッジかシルバーゲートで必ずガソリンを満タンにしてから出掛けよう。 こんな山の中でガソリンの心配をしていたら心細いなんてもんじゃない。 それとベアトゥース峠とビリングスの標高差は2000m以上あるのでブレーキのチェックも忘れずに。 峠を越えてモンタナ州に入ると最高制限速度が70マイルになるが、そんなスピードで走るのは自殺行為である。

 ベアトゥースハイウェイは積雪のある間は閉鎖される。 6月の下旬に行ってもこれだけ雪が残っていたし、風が強く体感温度はかなり低かった。 まさに夏季限定の観光スポットである。

 冒険野郎Hの父も冒険野郎Hと共に北米の各所を回っている。 ここは彼が北米大陸の中で一番凄かったと言っている場所である。

 

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トータルおすすめ度・・・★★★★★

 

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