冒険野郎ツアーとは?
何から何までお金のかかる昨今において、なるべくお金のかからない旅行を計画し、実行すること。 だが、某テレビ局の「○波○年」的な無謀かつやらせ的な行為は一切しない。 だから、当然ヒッチハイクもしないし、現地でお金を稼ぐこともしない。 何よりも安全を1番に考えて行動する。
| 計画 |
計画の骨子は日本で全て立てる。 現地での計画変更は旅行日程や我々自身に無理をきたすようになるので、出来る限り少なくするようにしている。 また、夜間の走行・行動は出来るだけ控えている。 1日の走行は、観光をする場合は300マイル、観光せずに走行中心の場合は500マイルを上限としている。 1日の予算は宿泊費・食費3回分・レンタカー代・ガソリン代・観光代(予備費)を合計して10000円と考えている。 旅行全体では、旅行日数×10000円と航空券を足したものになる。 一般に一緒に旅行する人数が増えれば、レンタカー代・ガソリン代・宿泊費が頭割りできることになり安上がりだが、宿泊施設が確保しにくくなるというデメリットもある。
| 宿泊 |
冒険野郎は宿泊施設を「寝るだけ」の所と考えていて、宿泊施設にそれ以上は求めていない。 大抵はモーテルガイドを参照し、安くて安全なモーテルを第一に考える。 時には宿泊のために50〜60マイル余計に走ることもある。 また、ところによって、特に国立公園がそうであるが、便利さや景色を優先させる場合は大枚払って高いところに泊まることもある。 今回、テントを持参してツアーに臨んだところ、意外と快適で結構使えた。 週末、モーテル料金が高くなったときテントで我慢すると、予算に余裕が生まれるだろう。 我々が考えているモーテル代は2人で$20代なら安いと感じ、$30代でふつう、$40代で高く感じ、$50以上では他を探すことにしている。 テントなら2人で$15〜20。 たいていの所にはシャワーがある。 またバーベキュー用のかまどもあって、肉を買って焼くだけでも雰囲気を味わえる。
モーテル代をなるべく安く押さえようと思うのだが、安いモーテルはたいてい1ベッド。 広さは十分だと思うが、男同士だと熱い夜を過ごすことを余儀なくされる。 そんな中、冒険野郎(だけ?)が実践している方法を伝授しよう。
- ベッドの上に乗っているカバー類を全ておろす。
- ベッドはベースとマットレスに分解できるので、マットレスを下におろす。
- カバー・シーツ類を適当に二人で分けてできあがり。
こんな感じ
これをやるためには、部屋を借りる前にマットレスが下ろせる十分な空間があることを確認しなければいけない。 それと、翌朝、部屋をチェックアウトするときには必ず元通りにしてから出ることを忘れずに。
最近になって国立公園のロッジなどがインターネットから予約ができるようになり、以前のようにわざわざファックスを使ったり、いつ来るかわからない返事待ちをする必要がなくなった。 しかし簡単に予約できるようになった反面、誰もがとりあえず予約だけしておこうとして部屋数の限られている人気の施設はいつも満室状態。 インターネットの予約システムはあまり機能していないように思えてならない。 本当に行きたいと思っても、肝心の部屋が取れないとなると二の足を踏んでしまうだろう。 そういう場合、この方法を試してほしい。
- 国立公園に接しているとなり街(グランドキャニオン・サウスリムであればトゥシアン、イエローストーンであればウエストイエローストーンなど)にある普通のモーテルに最初の1晩だけの予約を入れる。
- とりあえず現地へ出発する。
- 現地に到着したら、残りの日程分のキャンセル待ちを入れる。 インターネットで「地上げ」された部屋は、現地に来れば意外と簡単に手にはいることが多い。
- キャンセル待ちの空きがなかった場合は、となり街のモーテルで我慢する。
シーズンまっただ中や週末は難しいだろうけど、来もしない人に部屋を「地上げ」されている場合が多いので、とりあえず現地へ行って確認した方がいい。 冒険野郎Hはこの方法でいつも成功している。
| 食事 |
アメリカを旅行するにあたって、一番悩ましいのが食事の問題。 お金を出せばおいしいモノを毎日食べられるが、冒険野郎ツアーでは1日の食費を、朝食$5,昼食$10,夕食$15の計$30と設定している。 一般に朝食・夕食はモーテルで食べるように努めている。 昼間のうちにスーパーマーケットでパン・サラダ・缶詰等の食材を買っておき、夜と次の日の朝に食べるようにすれば経済的。 昼食は行動中が多いので外食、特にファストフードが中心。 マクドナルド世代なので、味には問題ないが体重の増加が心配。 冒険野郎ツアーの後は決まって体重が5sほど増えている。 また、国立公園内などピクニックテーブルが用意されているところでは、朝夕同様サンドイッチにして食べれば気分も違う。 ファストフードだけで耐えられるのなら、本当はそれが一番安上がりである。 ファストフードやサンドイッチだけで耐えられるのなら問題ないが、長く(短くても)旅行していると日本食が恋しくなるものである。 そんな中、冒険野郎(だけ?)が実践している方法を伝授しよう。
- 豆腐を食べる。 豆腐はたいていのスーパーマーケットの野菜コーナーに置かれている。 そのままサラダに入れてもいいし、しょうゆをかけて冷や奴として食べてもいい。 しょうゆもたいていのスーパーマーケットにある。 たまに、「デザート豆腐」なる甘い豆腐がおかれていることもあるのでご注意を。
- テリヤキチキン丼を食べる。
アメリカ西部に多いジャック・イン・ザ・ボックスではメニューにテリヤキチキン丼を掲げている。 場所によって味に差があるが、まぁ許せる範囲内にあると思う。 単品で$3後半。 ドリンクと揚げ春巻き(中華と勘違いしているのか?)とのコンビネーションは$5くらい。 また、ここには小さくパックされたしょう油がおいてあるので、まとめてもらっておくとあとあと便利。 夜遅く行くとご飯を炊いていない場合があり、売り切れといわれる場合もあるのでご注意を。
- カップラーメンを食べる。 カップラーメンもたいていのスーパーマーケットに置かれている。 2個で$1くらいと格安なのだが、問題はお湯をどうやって確保するかである。 そこで注目されるのが、部屋にあるコーヒーメーカー。 メーカーに2〜3回水だけを落とせば中もきれいになる。 蛇口からでるお湯よりも熱くはなるが、熱湯ではないので出来上がりにはご注意を。
- 電子レンジを持ち歩く。 究極の方法。 電子レンジさえあればお湯を沸かすことができ、カップラーメンなど余裕でできる。 また、電子レンジ用の容器があれば袋麺も作れる。 袋麺は6個で$1くらいとカップ麺よりもさらにお買い得。 その気になりさえすればご飯も炊ける。 電子レンジ用の容器にお米を入れ、お米の上2pくらいのところまで水を張れば完了。 レンジの強で15〜20分くらいで炊ける。 タイ米のようなlong grain種ならどこのスーパーマーケットにもあり、安い。 味は想像の通りだが・・・。 日本米に近いshort grain種は大都市のアジア系食料品店に行かないと手に入らない。 おいしいご飯を食べたいなら、日本からお米か真空パックのお米を持っていくといい。 電子レンジはアメリカで$80〜$100で売られているので、長期間旅行しようと思っているならホントに買って損はない。 我々はフロリダで$100の電子レンジで買って30日間使い、サンフランシスコの質屋に$15ドルで売ったことがある。 一人一食あたりのコストはかなり低いことがわかると思う。 電子レンジと同時に延長コードを買うことをおすすめする。 モーテルによってはアース付きのコンセントがトイレにしかない場合もあり、延長コードがないとトイレでご飯を炊くはめになるのでご注意を。
最近は電子レンジを室内に用意している所も多いので、そういったところだけを選んで泊まるのも賢いかもしれない。 また、日本食に限らなければ選択肢が広がる。 中華レストランならたいていの街にあり、安くてそれなりの味を提供してくれる。 また、中華バイキングならボリュームも満点。 中華バイキングは中華街よりもビジネスの中心地に多く、ディナーでも$6〜10程度で食べ放題と我々の見方になってくれる。
| レンタカー |
レンタカーは必ず大手のレンタカー会社から借りることにしている。 1回の旅行で何千マイルも走行するようになるので、窓口が数カ所しかないような小さいレンタカー会社であると、もしもの時に大変である。 大手レンタカー会社なら日本で予約もできるし、航空会社と提携してマイレージサービス参加しているところもあって便利。 小さいレンタカー会社はよほど安くないとメリットとならない。 レンタル料は車の種類や州によって違うので直接お問い合わせを。
| ガソリン |
ガソリンスタンドの構造は日本のものとほとんど同じ。 要は給油作業に慣れているかどうかである。 レンタカーはガソリン車が主流。 日本では稀にガソリン車に軽油を入れてしまう間違いをするが、アメリカでは軽油を売っているガソリンスタンド自体が稀なのでそんな心配をする必要はない。 給油作業は他の人の真似をするか、わからなければ誰かに聞けばいい。 最近の給油機はクレジットカードで支払いができるので、現金よりもカードの方をおすすめする。 メーターをピッタリにあわせる必要がなくなるし、レシートをもらえるのでいつ、どこで、単価いくらで、何ガロン入れたかがわかるようになる。
以前はガソリン代を1日の予算の中に含んでいなかったが、ここ最近のガソリン代の上昇により含まざるを得なくなった。 全体の走行距離(マイル)を旅行日数で割り、1日あたりの走行距離を出す。 それをさらに21で割った値が一日あたりの予想ガソリン代(単位$)である。 総走行数が12000マイル、旅行日数が42日なら1日あたりの走行距離は約285マイル。 285を21で割ると約13.5。 1日あたり$13.5をガソリン代として使うと考えねばならない。 21という計数は、平均燃費の30(mile/gallon)を平均単価の1.4(単位$)で割った数値である。 30mile/gallonはkm/lに換算すると約12.6km/lである。 高速道路走行が多くなるはずなので、よほど運転が下手か、渋滞した町中だけを走るか、大排気量車・重量車でない限りこの数値は達成できると思う。
車の燃費はアメリカ車であっても日々進歩してきていると思う。 それ以上にアメリカのガソリンの値段が上昇しているということだろう。 昔の話で恐縮だが、私が滞在していた1993年当時は一番安いレギュラーのガソリンでガロンあたりちょうど1ドルであった(フロリダ)。 それが今では平均してガロン当たり$1.3の後半である。 カリフォルニアでは特に高く、ガロン当たり$1.5後半が普通で、ロサンジェルスとサンフランシスコの間のCA-1ではガロン当たり$2.25というひどいところもあった。 平均しても6年前の1.4倍になっているので、コストとして無視できなくなった。 一番安かったのはジョージア州Dublinのガロン当たり$1.09だった。 また、テキサス・ニューメキシコ州の油井周辺にも行ったが、そこもガロン当たり$1.3代とほぼ平均的な値段だった。